この度新潟県中越地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
トステム株式会社(本社:東京都江東区、社長:菊池光男)では、10月27日から11月19日までの間、
激震だった3地域(長岡地区、川口・小千谷地区、十日町地区)のスーパーウォール住宅(※)の被害調査を行いました。
※当社は、1995年から高気密・高断熱、高耐震のスーパーウォール(SW)工法と、
構造用パネルをSW加盟店8500社の建設会社に供給しています。
新潟県におけるスーパーウォール住宅の累積棟数1196棟、このうち激震地域の
長岡地区(震度6)、川口(震度7)・小千谷(震度6)地区、十日町地区(震度6)には243棟が建設されています。
10月27日から11月19日までの間、SW加盟店を通じてお施主様の了解が得られた206棟を対象に、
住宅の工法および資材を供給するメーカーとして、被害調査を実施しました。
調査には、当社からはSW工法の開発担当者、気密測定士、一級建築士などの専門技術者9名があたりました。
その結果得られた調査対象地域でのスーパーウォール住宅206棟の被害状況は、下記の通りです。
<被害状況の調査結果>
1) 全調査対象住宅 : 206棟
全壊 : 0棟
半壊 : 0棟
軽微な損傷(※) : 39棟
※軽微な損傷とは:クロスひび割れ、およびエアコン、サッシ等の脱落・損傷を含みます
【ご参考】
なお、十日町地区の1棟については、SW加盟店を通じてお施主様から気密性能(※)確認の
ご要請がありましたので、気密測定を行いました。
※気密性能:床面積1m2あたりの家の隙間の大きさを示す相当隙間面積(C値)で表されます。
数値が小さいほど気密性の高い住宅です。次世代省エネルギー基準では、
熱損失係数(Q値)、夏期日射取得係数(μ値)、とともに相当隙間面積(C値)の数値基準が定められています。
スーパーウォール住宅は次世代省エネルギー基準適合住宅評定を取得しています。
<次世代省エネルギー基準>
| 地域区分 |
T |
U |
V |
W |
X |
| Q値 |
1.6以下 |
1.9以下 |
2.4以下 |
2.7以下 |
| μ値 |
0.08以下 |
0.07以下 |
| C値 |
2.0以下 |
5.0以下 |
新潟県十日町は、V地域のためC値は5.0以下です
<気密測定の結果>
相当隙間面積(C値)=0.84
上記の結果から、地震の影響はほとんどなかったと判断しました。
● 測定対象住宅の概要
・所在地:新潟県十日町
・延べ床面積 : 92.7m2(28坪)
・築後年数 : 8年
・躯体完成時の相当隙間面積 : C値=0.47
● 実施期間 : 2004年11月18日
● 気密測定方法 : (財)建築環境・省エネルギー機構「住宅の気密性能試験マニュアル」に準じた測定減圧法
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